n型半導体とは のビジュアル編集 Top > n型半導体とは 余った電子は自由に動けるので電流が流れる「8個で安定している電子」と違って「余っている電子」は好きに動けます。そこで、下の図のように左に+、右にーの電圧をかけてみます。すると、電子はーの電気を持っているので+に引き寄せられ(磁石のSとNみたいに+とーは引き合います)、左へ流れていきます。#instagram(Bnul05PnauW)電子が動くため、電流が流れます。電子が多いほど電流が一杯流れるのでPが多いほど電流が流れます。ということでPが多いほど電気抵抗(電流の流れにくさ)が小さくなりますね。 *本当にサルでもわかる話 [#jc9b049e] **n型半導体とは? [#t99b1d96] 複雑なことを言うとワケわからなくなりますが、一言で言ってしまえば、 『Si(シリコン)だけの状態の半導体にP(リン)を混ぜた半導体』 程度の理解で十分だと思います。 前回お話した「”Siに混ぜ物をした半導体”というものは次回以降でお話します。」というお話をするわけです。 ~ **シリコンだけの状態からリンを混ぜた状態の半導体を理解する [#h4461591] 前回お話した真性半導体(Siだけの半導体)の図を改めて書くとこんな感じでしたね。 #instagram(BlJlLZxnXzk) すべてのSiの周りに電子が8個。 電子は安定して動かなく、電気が流れない。 そういうお話でした。 ~ このSiの一部をPと取り替えてみます。 #instagram(BlJlvKXnPLp) SiからPに変わると何が起きるのか。 Siは電子が4個ですが、Pは電子を5個持っています。 すると、ご覧の通り、P 1個につき、電子が1つ増えます。 その電子は宙ぶらりんになっちゃうわけですね。 ~ ということでPを1つ増やすほど電子が増えますのでPの数を増やすとこんな感じになります。 (各々のSiやPが持っている電子4個は省略して書いてます。) #instagram(Bnuke9ons4P) ~ **余った電子は自由に動けるので電流が流れる [#kf7b3ec1] 「8個で安定している電子」と違って「余っている電子」は好きに動けます。 そこで、下の図のように左に+、右にーの電圧をかけてみます。 すると、電子はーの電気を持っているので+に引き寄せられ(磁石のSとNみたいに+とーは引き合います)、左へ流れていきます。 #instagram(Bnul05PnauW) ~ 電子が動くため、電流が流れます。 電子が多いほど電流が一杯流れるのでPが多いほど電流が流れます。 ということでPが多いほど電気抵抗(電流の流れにくさ)が小さくなりますね。 ~ *少し難しい話 [#x2c9b004] なし ~ *参考文献 [#o6fa1c6c] なし ページの更新 通常編集モードに切り替える データ参照プラグイン 入力支援ツールを表示 ▼参照先ページ選択:データを表示 元データの書式(インラインプラグイン)を継承する