n型半導体とは のバックアップ(No.2)


本当にサルでもわかる話 Edit

n型半導体とはEdit

複雑なことを言うとワケわからなくなりますが、一言で言ってしまえば、
『Si(シリコン)だけの状態の半導体にP(リン)を混ぜた半導体』
程度の理解で十分だと思います。
前回お話した「”Siに混ぜ物をした半導体”というものは次回以降でお話します。」というお話をするわけです。

シリコンだけの状態からリンを混ぜた状態の半導体を理解する Edit

前回お話した真性半導体(Siだけの半導体)の図を改めて書くとこんな感じでしたね。

すべてのSiの周りに電子が8個。
電子は安定して動かなく、電気が流れない。
そういうお話でした。


このSiの一部をPと取り替えてみます。

SiからPに変わると何が起きるのか。
Siは電子が4個ですが、Pは電子を5個持っています。
すると、ご覧の通り、P 1個につき、電子が1つ増えます。
その電子は宙ぶらりんになっちゃうわけですね。


<<以下、途中>>

少し難しい話 Edit

実際には3次元に結合している Edit

Siの結合をわかりやすさのため平面的に書いてますが、実際には下図の通り3次元的に結合しています。
○がSi原子核、線が電子2個だと思って頂ければいいです。

lgF1Ep3.png


参考文献 Edit

なし