半導体とは のバックアップ(No.2)
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- 1 (2018-07-06 (金) 21:10:41)
- 2 (2018-07-06 (金) 22:19:28)
- 3 (2018-07-07 (土) 10:10:58)
本当にサルでもわかる話
半導体って何?
複雑なことを言うとワケわからなくなりますが、一言で言ってしまえば、
『電気を流す部品でシリコンで出来ていれば半導体』
程度の理解で十分だと思います。
・シリコンで出来ていて、電気を流す→半導体
・シリコンで出来ていて、電気を流さない→半導体じゃない
・鉄でできていて、電気を流す→半導体じゃない
・鉄で出来ていて、電気を流さない→半導体じゃない
これだけ理解できれば まずは十分じゃないでしょうか。
半導体という言葉の意味
世の中にあるものを「電気が流れるか」という観点で分けるときに「半導体」というワードが出てきます。
・導体:電気が流れる。「金属」の事。
・不導体:電気がほとんど流れない。金属以外は「ほぼ」すべてこれに当てはまる。
・半導体:導体と不導体の間くらい電気が流れる(といってもほとんど流れませんが)。
したがって「半」導体なのです。
実際にはいろいろ混ぜ物をしたり、組み合わせたりして「電気が流れるように」
なったり、
「右から左には電流が流れるけど、左から右には流れない」
みたいな物を作ったりできますが、それは後でお話します。
シリコンとは
日本語ではケイ素(珪素)といいます。
これは覚えてなくても良いです。
元素記号はSiです。
こっちはよく出てくるので覚えてもらって損はないかも。
地面に落ちてる石ころとかはSiで出来てます(確か)。
少し難しい話
半導体の材料の種類
今の世の中にある99%の半導体はSiで出来ています。
しかしSiじゃなくても半導体の材料にはなりえます。
高校の化学で元素周期表を習ったと思いますが、「4族」
であれば半導体の材料になりえます。
また、「4族同士の化合物」や「3族と5族の化合物」でも半導体の材料になりえます。
・Si(4族)
以外では
・Ge(ゲルマニウム:4族)
・SiC(C 炭素:4族)
・GaN(Ga ガリウム:3族、N ナイトライド(窒素):5族)
などがあります。
が、これらの話をするつもりは今のところありませんので忘れてもらってOKです。
これらはSiよりも良い半導体部品などが作れるんですが(壊れにくい とか)、コストが数倍に跳ね上がるので製品としては使われてることは ほとんどありません。
ご覧いただきありがとうございました。
参考文献
Wikipedia